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ようこそ榮屋本舗ブラックレーベルのホームページへ。
こちらのサイトは、ゼニア・ダンヒル オーダースーツ専門店 榮屋本舗のハンドメイド専門店のレーベルサイトです。
最近のオーダーメイドスーツ業界は機械縫製が全盛です。機械によって正確に創るオーダーメイドスーツもいいですが、職人による一針一針丁寧に縫ったスーツに袖を通したくなると思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今から50年前に東京で注文服を創り始めた頃には、機械縫製など無く全て職人が一着一着創っていました。
榮屋本舗ブラックレーベルは榮屋本舗のまさに原型版といえるでしょう。
その頃の私が指導を受けた服飾の先生から受け継いだ思想に『スーツ創りを商売の「手段」ではなく「目的」にする』という言葉があります。ビジネスには利潤追求、株主への利益配当、売上拡大などの「目的」達成のために、扱う商材を「手段」とする考え方が一般的だと思います。この考え方を私は否定しません。しかし、私の場合、スーツ創りはもはや「手段」ではなく「目的」になっています。そのときに目の前にいらっしゃるお客様と向き合うことが大切なんだと考え、今そのときを最大限楽しみ、針を押しています。そうすることによって仕事の質が高まってゆくのです。
オーダーメイドスーツの世界には完成形というものはありません。たとえ1着目でお客様にご満足いただいたとしても、次回は違うシルエットを楽しんでみたい、と思われてしまうとリピートオーダーに繋がらないのです。まず1着目でお客様の期待を超えること、そして常に新しい提案をしてゆくことが、オーダーメイドスーツの世界では必要不可欠な要素です。

私は正直、ネットのことがよくわかっていません。このホームページも業者の方にお願いして制作してもらっていますが、私がそのホームページ制作業者様に制作を通じて、一貫して守ってもらいたいことを伝えています。それは、私という人間は |
『スーツ創りを商売の「手段」にしない、スーツ創り自体が「目的」であること』、
『営業にうつつを抜かさず、完成されたオーダースーツを創り出すためにただ寡黙に針を押すこと』、
『日々、技術と感性を研鑽すること』
という思想を持って、このテーラーリング業に挑んでいるということです。皆様にはこのホームページをご覧頂き、こうした点をお伝えすることができましたでしょうか?

どんな業種でも、どんな時代でも、思想なきビジネスは永続しないと思っています。こと、オーダーメイドの世界では、根底にある思想によって仕事の精度に違いが如実に出てしまいます。広く水平展開した量を追及した商売をするのではなく、深く狭く精度を上げてゆくことがとても重要な業種です。
目の前にある仕事を全力で楽しむ、そうすることによって仕事の精度が高まる。こうした姿勢はお客様に伝わると信じています。
当店と私という人間をご理解いただく一助になれば幸いです。
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